パレーズ・エンドを見たよ
アマプラでオススメされていたのでなんとなく見ました。
ベネディクト・カンバーバッチさんが主人公。
SHERLOCK/シャーロックで初めて見て、顔の印象が強かったけど、この人の演技が好きでした。
SHERLOCKは話が進むにつれてぐだぐださ加減に耐えられなくなったので途中で離脱しましたが。
ディケンジアン同様、みんな綺麗なイギリス英語でした。
イギリス英語は聞き取りしやすいのでついつい耳が英語に傾いて集中できないwww
クリストファーさん(役名)の辛抱強さに「なんじゃーー!!」って始終思ってました。誠実さとか人の良さとか通り過ぎて、愚直という域に達してますよ・・。
どっちかっていうと、
愚直
って感じですよ。
妻とは一度だけ婚前交渉しただけで結婚後は夫婦生活はなかったようですね。
んで5年以上?7年近く?過ごしているとかどんだけだよ。
しかも妻は夫の良さを全く理解していなくて、夫を小馬鹿にして愚弄する。夫を前にして夫を笑い者にする。
それでも尊厳を守るクリストファーさん。
なんか、敢えて感情移入しなかったけど、していたら
「こいつ・・・あほか!?」
って苛だたしい気持ちでいっぱいだよ!
妻は奔放で派手な性格で、地味だけど誠実で尊厳を守る夫の良さがわからない。
だけど愛憎という言葉が適切なのか、憎みながらも愛し始める。
けど夫から愛されたいと思いつつもそれを全く素直に出そうとせず「あの人を困らせたい」「あばずれと言ってくれればよかった」とか「あの人を支配したい」とかあほな事ばっかり言うから、夫から理解が得られるわけもなく。
たぶん、素直に言っていたらクリストファーさんはいい人だから妻と仲良くしようって努力してくれたんだと思うのよ。
この妻も(男)運だけで乗り切っているすごい強運の持ち主で、クリストファーさんをこんだけ苦しめても、全然因果応報しない。
まあ、クリストファーさんもさっさと離婚すればいいんだけど、自分の尊厳を守ると言うエゴで離婚してなかっただけだので、お互い様だけど。
クリストファーさんが言ったら妻は離婚に応じたでしょうし。
そんなクリストファーさんもヴァレンタインさんという好きな人ができる。
この人はクリストファーさんの良さをきちんと理解してくれる人。
この人!!この人だよ!!!
って全力で思うも、クリストファーさんはそれでも頑なに離婚しない。
もちろんヴァレンタインさんともキスもしないどころか想いすら打ち明けないプラトニックな恋をなんとなく育みます。
全体的には正直展開がよくわからないところが多かった。
字幕がうまくなかったのか、イギリス人なら知ってるよね的なところで説明が省かれたのかわからんが、3割ぐらい展開がよくわからなかった。
他、感想。
・戦争の描写がリアルでよかった。
時間はかってるところとかよかったね。
・ドレスや衣装、建物が美しい
見応えがあった。
最後ハッピーエンドで終わってよかった。
展開がよくわからなかった部分もあるので
60点!
(からいかな?)